おばあちゃんの教え

僕の母親の母親に

小林しの
という
おばあちゃんがいました。

生まれてこないと言われていた
僕が産まれてくる事を
ずっと母親の横で信じ続け
僕が奇跡的に生まれてから

ずっと
｢洋介さん、洋介さん」
と僕を可愛がってくれて

そして僕のすべてを
受容し認めてくれました

僕の母親が子供の頃から
いつもこう話していたといいます。

｢人間はみんな大差ない。」

｢偉いも偉くないもない。」

「人をうらやんだりしちゃいけない。
自分を人より劣っているなんて思わなくていい」

｢人を責めちゃいけないよ。
人を悪く言っちゃいけないよ」

何の教養も無い
しのおばあちゃんが
いつもそう言っていて

母親は
子供の頃の
しのおばあちゃんの
その教えが
今でも自分の人間の
ベースになっているんだって。

そして
受容と寛容の塊のような
母親になった。

僕は木村家の
というか
小林家の血を
強く引いているから

どんなに気張っても
どんなに頑張ったところで

最後は
小林家の
その教えに
自然に行きつく

いつもそこに還る

どちらかというと
愚直で
愚鈍で

機転も効かない

このブログを読んでくれている
みんなは知っていると思うけれど

そんなこんな僕を

勢い余って
たまに暴走する僕を

信じてくれる人がいる

必要としてくれる人がいる

頼りにしてくれている
多くの患者さまがいる

人を責めたりしちゃいけない

例えば
結果的に僕と
離れて行った人たちにも感謝

その人たちから
経験させてもらって
学んで
成長させてもらって

今の僕が
ここにある。


みんなそれぞれ
一生懸命に頑張って生きてる

偉いも偉くないも無い

人をうらやんだり
否定したり

自分を卑下しちゃいけない。

みんなそれぞれが
この世でたったひとつの
大切な存在

僕は毎朝
必ず
どんなに忙しくても

愛犬の
くるりの
頭をひとしきりなでて
ひとつかみの
おやつをあげてから
家を出発します。

そうすることで
きょうも一日
みんなに親切に優しく

おだやかに
色んなものを
受容できる気がするから

毎朝一日のはじまりに
くるりへの優しい気持ちを

くるりからもらった
優しい気持ちのまま
生きられるようにと・・・

くるりは
僕が落ち込んでいる時
哀しい時

分かるのです・・・

僕の顔を心配そうに覗き込むんです。

いつもとぼけていて
ちょっと抜けたとこのある
このくるり

｢バカじゃない・・・」
そう想います

どんなに気張っても
どんなに忙しくがんばっても

僕は
この想いに還る

小林家の血を強く
引いているから

こうするしか
生きれない。

受容しよう

がんばらなくてもいい

自分らしく
自然体で

穏やかに
優しく
おおらかに
生きよう。

最後はここに還る。

ありがとう。。。